Columnコラム

ウォッシャブルペーパー制作で失敗しないための仕様チェックリスト

サイズ・厚み・縫製・印刷のポイント

ウォッシャブルペーパーは、紙のような質感とレザーのようなしなやかさを併せ持つ特殊素材です。
しかし、一般的な不織布やコットンとは異なり、設計や加工の考え方にコツが必要なため、事前の仕様検討がとても重要です。

この記事では、ウォッシャブルペーパー製品のOEM製作を行う株式会社スプリングが、
制作前に必ず確認すべき仕様チェックリスト(サイズ・厚み・縫製・印刷)を分かりやすく解説します。

ウォッシャブルペーパーの基本的な特徴や素材概要については、

ウォッシャブルペーパーとは?基礎解説コラム

で詳しく解説しています。

1. サイズと用途の確認

まず決めるべきは、「誰が・何に使うウォッシャブルペーパーアイテムなのか?」です。
同じバッグでも、資料を入れるのか、小物を収納するのかで設計が大きく変わります。

チェック項目

  • 入れるものは何か?(大きさ・重さ・数量)
  • 横型か縦型か? 手持ちか肩掛けか?
  • 用途(物販/ノベルティ/ブランドショッパー/収納・インテリア)

▶ 用途が曖昧なまま進めると「サイズが合わない」「思ったより小さい・大きい」などのトラブルにつながります。

2. 素材の厚み(目付・厚み)の決定

ウォッシャブルペーパーは、厚みによって強度・質感・折り曲げやすさ・高級感が大きく変わります。
仕様決定の際は、「見た目」と同時に「想定荷重」にも注意が必要です。

厚みの目安特徴用途例
約0.25㎜~0.35mm軽量・柔らかい/折り曲げやすいタグ・カード・ステーショナリー
約0.55適度なハリ・フォルムが出やすいポーチ・小型バッグ・ギフト包装
約0.65しっかりとした厚み・高級感トートバッグ・収納バスケット・ショップ袋

※厚みが増すほど、材料コスト・重量・硬さも増加します。 デザインバランスとコストの両方を見ながら選定することがポイントです。

3. 縫製仕様の決定

ウォッシャブルペーパーは見た目がミニマルな分、縫製ライン・ステッチがそのままデザイン要素になります。
縫い方次第で、「クラフト感」「モード感」「アウトドア感」など雰囲気が大きく変わります。

決めておきたいポイント

  • ステッチ幅(細め→繊細・きれいめ/太め→カジュアル・ラフ)
  • 本体と持ち手の留め方(縫い付け・カシメ・補強テープ併用など)
  • 内側の補強(裏地・芯材・バイアステープの有無)
  • マチの取り方(角底/船底/フラット)

→ 物販用・長期利用前提のトートや収納アイテムは、補強仕様を前提に設計するのがおすすめです。

4. 印刷・加工方法の選定

ウォッシャブルペーパーは、紙とレザーの中間のような質感を持つため、加工の選び方次第でブランドイメージが大きく変わります。

  • 箔押し:ブランドロゴをさりげなく強調したい場合に最適。高級感重視。
  • 刻印(エンボス・デボス):本革ライクな表情に。長く使われる物販アイテム向け。
  • シルクスクリーン印刷:ロゴやシンプルなグラフィック向き。1〜2色デザインにおすすめ。
  • タグ縫い付け:本体は無地で、ブランドタグのみウォッシャブルペーパーにする構成も人気。

写真・多色フルグラフィックを全面に載せるよりも、「余白 × ロゴ × 素材感」を活かすミニマルなデザインが映える素材です。

5. 持ち手・パーツ・異素材ミックスの検討

ウォッシャブルペーパー単体でも製作できますが、異素材との組み合わせによって機能性・デザイン性を高めることができます。

  • コットンテープの持ち手 × ウォッシャブルペーパー本体
  • 本体:ウォッシャブルペーパー/底マチ:帆布やキャンバスで補強
  • タグのみウォッシャブルペーパー+本体は別素材(コットン・不織布など)
  • 金具・ホック・ファスナーとの組み合わせで高級感アップ

→ 「全部ウォッシャブルペーパー」にこだわりすぎず、用途とブランドらしさを軸に組み合わせを考えるのがポイントです。

6. 使われ方をイメージした耐久・使用テスト

ウォッシャブルペーパーは「紙なのに洗える」素材ですが、折りたたみ・摩擦・荷重・水濡れなど、実際の使われ方によって表情や耐久性が変化します。
サンプル段階で、次のようなポイントを確認しておくと安心です。

  • 繰り返し折り曲げたときのシワ・風合いの変化
  • 軽い水濡れ・拭き取り後の見え方・色の変化
  • 持ち手付け根・縫い代部分の強度(ほつれ・破れが出ないか)
  • 想定荷重(例:1kg/3kg/5kg)を入れて持ち運んだ際の変形具合

→ 「どのくらいの期間・頻度で使ってほしいか」を前提に、必要な耐久レベルを設計段階から共有することが大切です。

7. 株式会社スプリングがサポートできること

株式会社スプリングでは、海外工場との連携により、最小ロット500個〜ウォッシャブルペーパーOEM製作に対応しています。

  • 用途・ターゲット・予算をヒアリングしたうえでの仕様提案
  • 厚み選定・サイズ設計・縫製仕様・印刷方法のトータル設計
  • サンプル制作 → 改良 → 量産までワンストップ対応
  • コットン・PP不織布・紙袋など、他素材との比較検討もサポート

よくある質問(FAQ)

Q1. ウォッシャブルペーパーの最小ロットはどれくらいですか?

アイテムにもよりますが、株式会社スプリングでは基本500個〜のOEM製作に対応しています。企画内容によってはロット条件のご相談も可能です。

Q2. 厚みはどのくらいを選べば良いですか?

タグ・小物・パッケージ用途なら0.25~0.35mm、ポーチや小型バッグなら0.55mm、トートバッグや収納系アイテムには0.65mmが目安です。用途とターゲットに合わせて最適な厚みをご提案します。

Q3. ウォッシャブルペーパーに印刷や箔押しはできますか?

はい、可能です。シルクスクリーン印刷・箔押し・刻印(エンボス)など、ブランドの世界観に合わせた加工方法をご提案します。デザイン内容によって最適な手法が変わるため、データイメージと併せてご相談ください。

Q4. サンプルを確認してから量産を決めることはできますか?

可能です。量産前にサンプルを製作し、サイズ感・厚み・縫製・印刷の仕上がりをご確認いただいたうえで微調整を行います。

Q5. 他素材との比較提案もお願いできますか?

はい。ウォッシャブルペーパー以外にも、コットン・キャンバス・不織布・紙袋・PPバッグなど、複数素材での比較見積もり・仕様提案が可能です。「どの素材がブランドに合うか分からない」という段階からご相談いただけます。

まとめ|仕様理解とチェックリストがウォッシャブルペーパー成功の鍵

ウォッシャブルペーパーは、見た目以上に「仕様設計の精度」が仕上がりを左右する素材です。
サイズ・厚み・縫製・印刷・異素材ミックス・耐久テストを押さえておくことで、ショップ袋・ノベルティ・物販・収納アイテムなど、目的に合った最適なプロダクトに近づけることができます。

「どこから決めれば良いか分からない」「ブランドらしい仕様を一緒に考えてほしい」など、企画段階でのご相談も歓迎です。
株式会社スプリングが、ウォッシャブルペーパーならではの魅力を引き出すOEM製作をサポートいたします。

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