
店舗・EC・ギフトで変わるポイント
紙袋は “どのサイズにするか”“どのくらいの強度が必要か” によって、コストや使い勝手、そしてブランドの見え方が大きく変わります。
アパレル・EC・コスメ・ギフトなど、用途ごとに最適な紙袋のサイズ・強度・仕様を選ぶことで、ブランドの印象と機能性が向上します。
この記事では、株式会社スプリングがOEM制作で蓄積してきたノウハウをもとに、紙袋サイズの決め方・強度の考え方・仕様設計のポイントをわかりやすく解説します。
1. まず決めるべきは「紙袋のサイズ」|代表的な紙袋サイズ
紙袋のサイズは、入れる商品の大きさと販売シーンによって決まります。
スプリングでよく採用される代表的な紙袋サイズを紹介します。
| サイズ例 | 用途 |
|---|---|
| Sサイズ(W180×H240×D80mm) | 小物・コスメ・雑貨・ギフト |
| Mサイズ(W260×H320×D100mm) | Tシャツ・ライトアパレル・書籍 |
| Lサイズ(W320×H430×D120mm) | アウター・大きめ衣類・複数点購入 |
| 平袋(A4〜A3) | EC同梱袋・書類・薄型商品 |
ブランドによっては「既存サイズの型」を流用することで、
紙袋のコストダウンが可能になるケースもあります。
2. 紙袋の強度は“紙の厚み”で変わる
紙袋の耐久性は、主に紙の厚み(坪量)で決まります。
一般的に使われる紙厚の目安は以下の通りです。
- 120g/m²:軽量アイテム・薄型平袋向け
- 150g/m²:標準的なショッパーサイズ
- 180〜200g/m²:アパレル・やや重量のある商品
- 250g/m²:高級紙袋・ギフト用紙袋向け
特にアパレル業界では、180g/m²以上が“破れにくい紙袋”として採用されることが多く、
ブランドイメージと紙袋の強度を両立させる基準になっています。
3. 底ボール(底補強)の有無で紙袋の強度は大きく変わる
重量物を入れる場合は、底ボール(底板)を入れることで、紙袋の耐久性が大幅に向上します。
- ガラス瓶入りの化粧品
- キャンドル・フレグランス
- 雑貨・陶器・書籍など重量アイテム
上記のようなケースでは、底ボールを入れることで破れや変形を防ぎ、
紙袋の強度と安心感を高めることができます。
4. 紙袋の持ち手の種類で“使いやすさ”と“ブランドイメージ”が変わる
紙袋の持ち手(ハンドル)は、機能性だけでなくブランドイメージにも大きな影響を与えます。
紙袋のサイズ・強度と合わせて、用途に合う持ち手を選ぶことが重要です。
① PP紐(最も一般的なハンドル)
- 低コストで耐久性が高い
- アパレル・雑貨の標準的な紙袋に最適
② 紙紐(環境配慮型ハンドル)
- エコ・サステナブルブランドに人気
- クラフト紙袋との相性が良い
③ コットン紐(柔らかく高級感のある持ち手)
- ギフト・コスメ系ブランドで採用されることが多い
- 肌触りが良く、上品な印象を与える
④ リボン・グログランテープ
- 高級・ギフト向け紙袋の代表的な仕様
- 視覚的な可愛さ・ラグジュアリー感を演出
5. 表面加工(PP加工)で耐久性と質感が変わる
紙袋の表面に施すPP加工・ニス引きは、見た目の質感だけでなく、耐久性にも影響します。
紙袋のサイズや強度と合わせて検討したいポイントです。
① マットPP(上品で落ち着いた質感)
- レディースアパレル・コスメ・ギフトブランドに人気
- 指紋がつきにくく、上質なブランディング表現が可能
② グロスPP(光沢のあるツヤ仕上げ)
- 明るくポップな印象のブランド向け
- フルカラー印刷が鮮明に見える
③ ニス引き(低コストで軽い保護効果)
- コスト重視のECブランドや大量ロット向け
- 紙本来の風合いを活かしながら軽く保護したい場合に最適
6. 業界別|最適な紙袋サイズ・強度・仕様の選び方
① アパレルブランド向け紙袋
- 推奨サイズ:M〜Lサイズの角底紙袋
- 紙厚:180〜220g/m²程度
- 加工:マットPP、箔押しロゴ
- 持ち手:PP紐 or アクリル平紐
② コスメ・美容ブランド向け紙袋
- 推奨サイズ:Sサイズ(小物・ギフト用)
- 紙厚:200〜250g/m²
- 加工:エンボス・箔押し・マット仕上げ
- 底ボール:ガラス瓶など重量物には必須
③ EC・通販ブランド向け紙袋・平袋
- 推奨形状:平袋 or 小型角底紙袋
- 紙厚:120〜150g/m²(発送や同梱用に最適)
- 持ち手:なし or 紙紐
- 仕様:クラフト紙+1色印刷でコストと世界観を両立
④ ギフト・雑貨ブランド向け紙袋
- 推奨サイズ:S〜Mサイズ
- 紙厚:200g/m²以上のしっかりした紙質
- 持ち手:コットン紐・リボンハンドル
- 加工:箔押し・特殊紙でギフト感を演出
7. 紙袋の仕様を決める手順(失敗しないためのステップ)
- 商品の大きさと重さを確認する(紙袋サイズ・強度の前提)
- ブランドイメージに合う紙質・色・加工を選ぶ
- 用途(店舗・EC・ギフト)を整理して紙袋の仕様を分ける
- 予算から印刷色数・加工範囲・持ち手仕様を調整する
- サンプルでサイズ感と強度を最終チェックする
スプリングでは、紙サンプル・持ち手・加工の仕様比較を行い、
ブランドに最適な紙袋サイズ・強度・仕様設計をご提案しています。
用途や内容物に合わせたサイズ・強度設計が可能な
オリジナル紙袋(ショップバッグ)の詳細は、
こちらの製品ページ
をご覧ください。
まとめ|紙袋の“使いやすさ”はサイズ・強度・仕様で決まる
紙袋は、サイズ・紙厚・底補強・持ち手・表面加工など、いくつかの要素の組み合わせで、
使いやすさとブランド価値が大きく変わるパッケージです。
株式会社スプリングでは、アパレル店舗用ショッパーからEC同梱袋、ギフト向け小ロット紙袋まで幅広く対応しています。
「どのサイズが適切かわからない」「強度が心配」「ブランドらしい仕様を一緒に考えてほしい」など、
どんなお悩みもお気軽にご相談ください。
紙袋OEM・サイズ設計・仕様設計のご相談はこちら
よくある質問(FAQ)
Q. 紙袋のサイズはどのように決めるのが良いですか?
A. まず入れる商品の寸法と厚みを測り、そのうえで「余白」と「持ちやすさ」を考慮して紙袋サイズを決めます。店舗・EC・ギフトなど用途によって推奨サイズが変わるため、目的を整理してから仕様設計を行うのがおすすめです。
Q. 紙袋の強度が心配なときは、どこを見直せば良いですか?
A. 紙厚(g/m²)の見直しと、底ボールの有無、持ち手の素材・取り付け方を確認するのがポイントです。重量物が多い場合は、180g/m²以上の紙厚+底ボール+丈夫なハンドルの組み合わせを推奨します。
Q. 店舗用とEC用で紙袋の仕様を分けるべきでしょうか?
A. はい、分けることをおすすめします。店舗用はブランド体験を重視したサイズ・強度・デザイン、EC用はコストと発送しやすさを重視した薄型・軽量仕様など、用途ごとに最適な紙袋仕様を設計することで、コストとブランド価値のバランスが取りやすくなります。